北九州漫画ミュージアム

ひとことブログ

2013年08月08日
漫画を通じて「戦争を語りつぐ」

 暑中お見舞い申し上げます。図書担当のかめねこです。

 毎日続くこの暑さ、屋内で過ごすことに慣れてしまっているミュージアムスタッフには、昼間の日差しは少々堪えます!やはり、ここで涼みながら、漫画を読むのが最高だな、これでアイスコーヒーなんか飲みながら・・・とも思ったりしますが、当館では飲み物は館外で、とお願いしているので、あるあるCityで小休憩取りながらの漫画三昧、という過ごし方になりそうですね。

 

戦争漫画  さて、蝉の声に強い夏の日差しが揃ってくると、戦争を大きく意識する季節になったな、と感じます。閲覧ゾーンのソムリエカウンター横には、「戦争を語りつぐ」と銘打って、戦争漫画を特集しています。

 漫画で表現される戦争は、視覚的にも、ストーリー的にも、ストレートに伝わってきます。本や新聞、雑誌、テレビとはまた違う感覚で、みなさんの心に染みるのではないでしょうか?

 

 

戦争漫画2 今回、ソムリエカウンター横には、軍人から見た戦争、遺族にとっての戦争、女性、子どもたちから見た戦争、原爆、海外での戦争など、さまざまな角度から描かれたものを特集しています。漫画家本人が経験した生々しい戦争体験が描かれている作品もあります。

 

 静かでゆったりした時間が流れている漫画ニュージアム閲覧ゾーンで、私たちの祖父母や親の世代が経験した戦争を、改めて漫画を通して考えてみてはいかがでしょうか。