北九州漫画ミュージアム

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企画展示

2018年3月17日〜2018年5月20日
萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく

萩尾望都SF原画展
宇宙にあそび、異世界にはばたく

2018年3月17日(土)~5月20日(日)
休館日:毎週火曜日(3/27、4/3、5/1は開館)

北九州市漫画ミュージアム 企画展示室
(JR小倉駅新幹線口すぐ・「あるあるCity」5階)

4月7日(土)アクロス福岡(福岡市中央区)にて本展担当学芸員による展覧会関連講座を行います。
>>詳細はこちら<<


>>>「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」公式サイト<<<

1969年に『ルルとミミ』でデビュー以降、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み、幅広いジャンルを手掛けてきた萩尾望都。大島弓子など同時期に人気を集めた漫画家らとともに「花の24年組」と呼ばれ、1970年代の少女漫画黄金期を築きました。

そうした中で1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、その華麗なる登場が当時の漫画界に衝撃を与えます。以後、『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)、『スター・レッド』、『マージナル』、『バルバラ異界』などの名作を世に送り出し、今も多くのファンを魅了してやみません。

本展覧会では、日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都のカラーイラストレーション、コミック生原稿など、約400点のSF原画が大集合。

惑星に魅入られた奇跡の漫画家・萩尾望都が描きだした星々が煌く、
夢の展示空間が実現します!

【展示構成】

CHAPTER Ⅰ 1970s SF初期
CHAPTER Ⅱ 1970s・1980s コラボレーション
CHAPTER Ⅲ 1980s・1990s SF中期
CHAPTER Ⅳ 2000s SF近作

※展示作品の詳細は公式サイトの「見どころ」をご参照ください

【入館料】

一般:800(640)円、中高生:400(320)円、小学生:200(160)円
常設展セット券
一般:1,000(800)円、中高生:500(400)円、小学生:250(200)円

※(  )は北九州市漫画ミュージアム年間パスポート提示者
 年長者施設利用証提示者、30名以上の団体の1名あたりの料金
※未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方(1名まで)は無料

【開催概要】

「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」
【会  期】2018年3月17日(土)~5月20日(日)
【休 館 日】毎週火曜日(ただし3/27、4/3、5/1は開館)
【開館時間】11:00~19:00(入館は18:30まで)

【主  催】北九州市漫画ミュージアム
【協  力】株式会社河出書房新社

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■萩尾望都(はぎお・もと)
 
プロフィール


1949年、福岡県大牟田市生まれ。1969年『ルルとミミ』でデビューする。
SF界では、星雲賞コミック部門で3度もの栄冠(1980年に『スター・レッド』、1983年に『銀の三角』、1985年に『X+Y』で受賞)という金字塔を打ち建て、2006年には『バルバラ異界』で日本SF大賞を受賞。また2012年に少女漫画家としては初めて紫綬褒章を受章している。

~主な賞歴~

◆1976年 第21回小学館漫画賞を受賞。(『ポーの一族』『11人いる!』)
◆1997年 第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。(『残酷な神が支配する』)
◆2006年 第27回日本SF大賞を受賞。(『バルバラ異界』)
◆2010年 米コミックコンベンション・インクポット賞(Inkpot Award)を受賞。
◆2011年 全作品に対して、第40回文部科学大臣賞を受賞。
◆2012年 紫綬褒章を受章。
◆2017年 朝日賞を受賞。

『11人いる!』

『惑乱の公子』

『モザイク・ラセン』

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同時開催

「木原敏江 原画展」

会 期 2018年3月24日(土)~5月31日(木)
会 場 北九州市漫画ミュージアム 6階
常設展示エリア「あしたのギャラリー」

観覧料 常設展観覧料または年間パスポート、5/20までは「萩尾望都SF原画展」常設展セット券にてご覧になれます