北九州漫画ミュージアム

ひとことブログ

2023年07月26日
(449)子どもたちによる4コマ漫画 自分らしく楽しくトライ!

★過去記事のアーカイブ掲載になります。各種情報は新聞掲載時点のものです。★
連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第449回
『西日本新聞』北九州版 2023年7月23日(日)朝刊 18面掲載
子どもたちによる4コマ漫画 自分らしく楽しくトライ!

 ついに夏休みがやってきましたね!宿題に自由研究、遊びの予定と、小学生のみなさんは忙しい毎日を過ごしていることでしょう。長期休みは新しいことにチャレンジするのにぴったり。自由研究も兼ねて、4コマ漫画の創作に取り組んでみませんか?

 今年で8回目になる北九州国際漫画大賞は、日本はもちろん、世界中のさまざまな人が4コマ漫画を描いて応募するコンテストです。一般部門のほか、小学生(12歳以下)までを対象にしたジュニア部門も募集しています。

 昨年は「ジャンプ」をテーマに1193点もの作品が集まりました。そのうちジュニア部門で優秀な結果を収めた作品について、北九州市漫画ミュージアムの常設展で展示しています。

 ここで紹介している「大なわとび」も受賞作。色鉛筆を使ってカラフルに仕上げられた、明るく楽しい作品です。ハチが縄跳びの手助けをしてくれるという、意表を突いたアイデアも面白いですね。作者は、自分が大縄跳びで遊んだ経験からこのお話を思いついたのかも。4コマ漫画を作るには、この「思いつき」がとても重要です。
 今年のテーマは「音」。みなさんはこの言葉からどのような物語を想像しますか?普段の生活から連想を広げてみてください。何かひらめいたら、ぜひ作品にしてみましょう。使う道具は鉛筆、クレヨン、あるいはタブレットでも、使いやすいもので大丈夫!展示会場では、ジュニア部門のみなさんが作品をその場で描いて応募できる投稿コーナーも設けています。みなさんの力作をお待ちしています!

(学芸員 石井茜)

=MEMO=
「めざせ!北九州国際漫画大賞~ジュニア部門優秀作品展~」
は9月1日(金)まで常設展示室で開催中。
「第8回 北九州国際漫画大賞」
作品応募はこちらから!