フランス読書の秋2025トークイベント
病等で傷ついた人への「ケア」をテーマに、ベルギーの状況や、ケアへの向き合い方・考え方など、ご自身の経験や取材を通して感じたことを、ベルギーの漫画家 アリックス・ガランさんに作画実演を交えながら語っていただきます。
★日本語-フランス語逐次通訳付き
日 時:10月18日(土) 15:00 ~16:30
場 所:北九州市漫画ミュージアム 6F イベントコーナー
参加料:無 料(※ただし、常設展入場料が必要)
定 員:先着30名
◇共同主催:北九州市漫画ミュージアム/ 九州日仏学館
お申込み・お問い合わせ
北九州市漫画ミュージアム TEL(093)512-5077
《*ゲストプロフィール*》
■アリックス・ガラン( Alix Garin:バンド・デシネ作家)
1997年、ベルギー生まれ。
幼いころからバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)に親しむ。イラストレーターとして働きながら執筆したデビュー作『わたしを忘れないで』が高く評価され、ベルギーで数々の賞を受賞。一躍注目の作家となった。
自伝的な作風を得意とし、これまで語られることの少なかったテーマにも果敢に挑むその姿勢は、男性中心とされるコミック界においても将来を嘱望される存在として認められている。
『わたしを忘れないで』(日本語翻訳版/太郎次郎社エディタス 2023年)
希望をなくし弱っていく認知症の祖母を介護施設からひそかに連れだした主人公は、祖母とともに思い出の中にある故郷を探して旅に出る。道中で遭遇する出会いや事件、祖母との対話を通して、自身のアイデンティティ、生と死、家族との関係などを見つめなおしていく、鮮烈なロードムービーのような一作。