北九州漫画ミュージアム

ひとことブログ

2020年11月18日
(326)漫画に描かれた北九州 「聖地巡り」してみませんか

★過去記事のアーカイブ掲載になります。各種情報は新聞掲載時点のものです。★

連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第326回
『西日本新聞』北九州版 2020年11月12日(木)朝刊 19面掲載

漫画に描かれた北九州 「聖地巡り」してみませんか

 北九州市漫画ミュージアムでは漫画の中に登場した小倉北区の場所等をまとめたオリジナルの豆本マップ「北九州マンガ散歩~小倉編~」を販売しています。自分が住んでいる街や知っている風景がアニメや漫画に登場すると、作品やキャラクターをより身近に感じられますよね!そこで今回は、豆本マップに掲載されていない北九州市が描かれている最新の作品をご紹介します。

 「博多女子は鬼神のごとく気が強か!?」(山東ユカ/竹書房)は東京から博多の大学に進学した男子大学生の青梅が、郷土研究会サークルに入会し、仲間とともに福岡をゆるっと散策するキャンパスコメディです。北九州を散策する回では、小倉北区の『森鴎外旧居』を訪れています。その他にも小倉駅周辺や有名な銘菓が登場。何も知らずに銘菓を食べた青梅の反応が『あるある』すぎて、思わずクスッと笑ってしまいます。

 来年1月にアニメ放送開始予定の「怪物事変(けものじへん)」(藍本松/集英社)は、人間と怪物の間に生まれ、周囲から軽蔑されて育った少年・夏羽(かばね)が、探偵の化狸・隠神(いぬがみ)と出会い、探偵事務所「怪物屋(けものや)」の一員として、働きながら両親を探すファンタジー。物語の舞台は東京ですが、両親の手掛かりを求めて全国の様々な怪物(けもの)とバトルする中で、小倉北区が登場するシーンがあります。具体的な場所は、単行本をご確認ください!

 また北九州市漫画ミュージアムの特集コーナーでは「漫画と北九州」というテーマで、北九州市が登場する作品を集めて展示しています。北九州市のどんな風景が漫画に描かれているのか、ぜひ手に取ってご覧ください。

 歩くのに最適な秋の日、ウォーキングを兼ねて漫画の聖地巡りをしてみませんか♪

(図書担当 原田佳織)

 =MEMO=

「北九州マンガ散歩~小倉編~」組み立てキット。仕上がりA6サイズ。

400円(税込)。販売は漫画ミュージアム常設展ショップ。

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