2026年07月13日
(598)韓国釜山の中学生作品を展示 日韓の漫画交流 後押し
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連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第598回
『西日本新聞』北九州版 2026年7月12日(日)朝刊 16面掲載
韓国釜山の中学生作品を展示
日韓の漫画交流 後押し
北九州市漫画ミュージアムでは、4コマ漫画の公募コンテスト「北九州国際漫画大賞」に、12歳以下の「ジュニア部門」や、一般部門も含めた全ての応募作品から15歳以下による優れた作品を選ぶ「U-15特別賞」を設けるなど、子どもたちの漫画創作を応援してきました。
その一環として昨年のジュニア部門受賞作品を常設展「あしたのギャラリー」で8月31日まで、韓国釜山市の旧「海雲台[ヘウンデ]駅」を利用したギャラリーで7月30日まで展示しています。
あわせて、釜山の中学生たちが描いた4コマ漫画作品の当館での展示も実現しました。釜山広域市海雲台区による「教育国際化特区事業 ウェブトゥーン分野グローカル人材養成課程」、つまり、国際的に活躍する新たな才能を地域ぐるみで育てる取り組みの中で制作されたものです。
今年3月から7月までの16週間、海雲台区の四つの中学校で160名の生徒が専門家の講習を受け、その過程で4コマ漫画作品計320点を制作。そこからよりすぐった30作品(*)に、セリフ等の日本語訳をつけました。講習の中で作成したキャラクター設定画や、講習風景の映像もあわせて紹介しています。
韓国漫画の主流で、コマを縦にどんどん重ねていく「ウェブトゥーン」はスマートフォン等で読みやすく、有力な輸出コンテンツとして韓国政府も注目しています。漫画創作の基礎として4コマ漫画にも挑戦してもらったわけですが、技術的なこと以上に、タブレットを自在に使いこなして楽しみながら描いている様子が作品や映像から感じられて、とても頼もしい限りです。ぜひご観覧ください。
*7/13追記:作品を1点追加し、31作品を展示しています。
(学芸担当係長 表智之)
=MEMO=
■日韓交流事業「釜山中学生作品展~輝く私たちのウェブトゥーン~」は、北九州国際漫画大賞「ジュニア部門受賞作品展」と併催で8月31日まで開催中。
■写真:韓国の漫画プロダクション「ケッチリスタジオ」が指導する漫画制作の講習。釜山の中学生がタブレットとタッチペンを駆使して作品を描いていた。(同スタジオ提供)
=LINK=
■めざせ!北九州国際漫画大賞~ジュニア部門受賞作品展~
& 日韓交流事業 釜山中学生作品展~輝く私たちのウェブトゥーン~
■北九州国際漫画大賞









