北九州漫画ミュージアム

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2026年08月10日
(602)4コマ漫画募集、締め切り迫る 変形コマなど自由な発想で

★過去記事のアーカイブ掲載になります。各種情報は新聞掲載時点のものです。★
連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第602回
『西日本新聞』北九州版 2026年8月9日(日)朝刊 16面掲載
4コマ漫画募集、締め切り迫る
変形コマなど自由な発想で

 毎年恒例の4コマ漫画国際コンテスト「北九州国際漫画大賞」ですが、9月2日(水)午後2時の応募締め切りまで1ヵ月を切りました。今年は韓国や台湾など海外での広報を強化し、特に韓国では、連携機関の協力で展覧会やワークショップなども開催。海外からの応募がいつもより活発に集まっています。

 昨年の実績で言えば、総数1067作品のうち114作品と1割強が海外からの応募作品。12歳以下の「ジュニア部門」は残念ながら少なく、ほとんどが一般部門なのですが、その中から特に優れた作品を「海外部門賞」に選んでいます。

 「鉄」をテーマに募集した前回は、Ockto Baringbingさん(インドネシア)の「セレブリティ」が受賞しました。鉄は、金のような希少価値はなくとも、さまざまな機械や建造物の素材となって輝くことができる。人生訓のようでもあり、インドネシアが今まさに鉄鋼産業の振興に注力していることも連想させて、深みのある作品です。

 特に秀逸なのが、完成したタワーの輝きと、それを見上げる人々の高揚感が前面に出るよう工夫されたコマ割りです。海外からの作品に共通しているのですが、同じサイズの長方形を縦に4個重ねる基本形にとらわれず、大小メリハリをつけたり、丸や三角に変形したり、中にはコマを区切る線が明確にはないものまで、柔軟な発想の作品が毎回印象的なのです。

 今年のテーマは「歌う」。歌声が響き、広がるさまを、コマの大小で表してみるといった工夫もよいかもしれませんね。皆さまの力作を、お待ちしております!

(学芸担当係長 表智之)

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■北九州国際漫画大賞