北九州市漫画ミュージアムは2018年9月に財団法人 釜山情報産業振興院と事業提携協約を締結し、漫画を中心とするクリエイターの交流事業に継続的に注力しています。
さる2019年度には、同振興院および「釜山グローバルウェブトゥーンセンター」の作家育成事業「釜山ブランドウェブトゥーン」に参画し、北九州ゆかりの若手漫画家3名を取材旅行に派遣して、釜山を舞台とする短編漫画を描き下ろしていただきました。日本で一般的な2ページ見開きスタイルだけでなく、韓国発の漫画スタイル「ウェブトゥーン」にも初挑戦。その成果は、昨年の「北九州国際漫画祭」でお披露目した後、翻訳して韓国のウェブトゥーンサイトに掲載され、大いに好評を博しました。
このたび、当館常設展エリア内「あしたのギャラリー」にて、2019年度の成果である3タイトルを期間限定で展示しています。釜山に気軽に足を運べるようになるのは、残念ながらまだ先のこととなりそうですが、漫画作品に織り込まれた釜山の風景や文化・人情にふれて、しばしかの地に思いを馳せてください。
北九州・釜山作家交流事業
2019年度成果作品展
期 間 2020年9月4日(金)~10月5日(月)
場 所 常設展示エリア内「あしたのギャラリー」
主催
北九州市漫画ミュージアム
財団法人 釜山情報産業振興院
釜山グローバルウェブトゥーンセンター
展示作品 ※作家名五十音順
★作品はすべてデジタル出力で展示いたします★
タネオマコト「Ogre&Girl」
林たかあき「精霊」
ラクトいちご「赤鬼と青鬼」