北九州漫画ミュージアム

展示・イベント

企画展示

2025年11月8日〜2025年12月14日
北九州-釜山作家交流作品展

北九州-釜山作家交流作品展
2025年11月8日(土)~12月14日(日)
常設展フロア「あしたのギャラリー」

 北九州市漫画ミュージアムでは開館以来、韓国・釜山の「釜山情報産業振興院」と提携して、日韓のマンガ家の相互交流を手がけてきました。韓国で開かれるウェブトゥーンフェスティバルにも当館館長・田中時彦をはじめ、日本から毎年出展・参加協力を行っています。
 2025年は、10月15日から10月28日まで、「釜山文化財団」の釜山文化芸術支援事業「芸術企画支援 レジデンシー活性化<アジアの扉を開く>」の一環として、3人の韓国作家が北九州市を訪れ、日本作家と交流の機会を持ちました。
  期間中には日韓の参加作家が各自の作品を紹介しあうミーティングを皮切りに、韓国の参加者が北九州市内をめぐったり、松本零士展を観覧したりするなど、多くの時間を北九州市で過ごしました。また、10/22~10/25の13時~18時の間に参加作家が複数日来館し、即興で様々な絵を描く「ライブドローイング」を公開で行いました。
この展示では、日韓の参加作家が共同で仕上げた大型のドローイング作品を中心に、あたたかな交流の様子を報告いたします。

完成したドローイング作品(W3.6m×H1.8m)。最初は「釜山」と書かれた左のボードを韓国作家が、「北九州」とハングルで書かれた右のボードを日本作家が描き始めたが、作画が進むにしたがって自然に越境し、融合していった。

 

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■北九州-釜山 漫画家交流事業2025 概要

期間  2025年10月15日(水)~10月28日(火)

主催  マンニャンイアートファミリー(釜山漫画家連帯)
    北九州市漫画ミュージアム

助成 「釜山文化財団」の釜山文化芸術支援事業
   「芸術企画支援 レジデンシー活性化<アジアの扉を開く>」 

参加者
◇釜山:
남정훈(ナムジョンフン)、김태영(キムテヨン)、황가은(ファンガウン)
오승진 (オスンジン)/영상 감독 カメラマン
홍순면(ホンスンミョン)/통역사 通訳
◇北九州:
田中時彦、慧亮来(ケイアキラ)、アスナショウコ、大城日咲
協力作家/とだかづき、タネオマコト
事務局/田中時彦、平野優子、佐藤直美、小倉敦子、表智之