北九州漫画ミュージアム

展示・イベント

企画展示

2023年12月16日〜2024年1月28日
北九州国際漫画祭2023 大乙嫁語り展

北九州国際漫画祭2023
大乙嫁語り展


会期:2023年12月16日(土)~2024年1月28日(日)

開館時間 11:00~19:00(最終入館18:30)
休館日 毎週火曜日、年末年始(12/31~1/3)
会場:北九州市漫画ミュージアム 5階 企画展示室

年末年始の恒例となりました「北九州国際漫画祭」。今回で第8回を迎えます!本展は「アジアの玄関口」として古くから栄えた北九州市の歴史風土と、国境を越えてグローバルに広がる漫画というメディアの特性をふまえ、「漫画を通じた国際文化交流」をテーマに、複数の展示やイベントを複合させ、毎年、冬季企画展として開催しています。

2023年は、19世紀半ばの中央アジアに生きる“乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた森薫による漫画作品「乙嫁語り」の原画展『大乙嫁語り展』がメイン企画。また日韓若手漫画家による北九州を舞台にした漫画作品の完成報告展も同時開催いたします。漫画で見る海外文化、そして国内外の多様な漫画表現をお楽しみください。


大乙嫁語り展 北九州会場

19世紀半ば、中央アジアを旅するイギリス人旅行者スミスが各地で出会った “乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた漫画「乙嫁語り」。 『大乙嫁語り展』では、森薫先生直筆のカラー、モノクロ原稿を中心に 100点以上のボリュームで展示し、迫力の生原画を通して、 壮大な乙嫁の世界をじっくりとお楽しみいただけます。 肉筆イラストを通じて、スミス一行や、アミルら乙嫁たちの 軌跡と中央アジアの空気を、ぜひ会場でご体感ください。

当会場から単行本14巻収録の原画を展示する新章「馬競(うまくら)べ」が追加!お楽しみに!

※本展に関する注意事項はこちらをご覧ください※

主催:北九州市漫画ミュージアム
漫画家:森薫
協力:青騎士編集部
企画制作・協力:株式会社KADOKAWA

大乙嫁語り展公式HP
大乙嫁語り展公式X(Twitter)

森薫(もり・かおる)

1978年生まれ。2002年に『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)より「エマ」でデビュー。“メイド好き”として知られており、「エマ」ではメイド喫茶やコスプレで見られるアイコンとしてのメイドではなく、1800年代、ビクトリア朝時代におけるメイドを歴史考証に忠実に描いた。好評を博した同作は、2005年にアニメ化。2006年には番外編も展開され、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するに至った。2008年10月より「乙嫁語り」を連載。

関連イベント

森先生が北九州にやってくる!「森薫先生の漫画スクール」(イベントは終了しました)
「乙嫁語り」の作者である森薫先生をお招きして、漫画制作にまつわるさまざまなお話を実演を交えながらお伺いします。漫画家志望者はもちろん、絵を描くことが好きな方、森先生の作品作りの背景を知りたい方、ぜひご応募ください。
[日  時]12月16日(土) 14:00~15:30
[定  員]80名 ※要事前申し込み
[参加条件]「北九州国際漫画祭2023 大乙嫁語り展」入場券および参加費500円が必要
※入場券は当日会場でお求めください。(現金およびPayPay対応)
※参加費は現金のみの取り扱いとなります
[会  場]あるあるCity地下1階 B1スタジオ

 

②担当学芸員によるギャラリーツアー(イベントは終了しました)
本展と常設展を学芸員目線でたっぷりご紹介します。本イベントの詳細はこちら
[日  時]1月13日(土) 13:30~15:00
[定  員]20名 ※事前申し込み優先
[参加条件]「北九州国際漫画祭2023 大乙嫁語り展」入場券が必要
※入場券は当日会場でお求めください。
[申込方法]093-512-5077(北九州市漫画ミュージアム)までお電話ください。

入場券

■通常入場券
一般 800円、中高生 400円、小学生 200円
【以下の場合、通常入場券無料】
●未就学児●療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添人(付添人については1名まで。なお、身体障害者の付添人は、当該身体障害者手帳の等級が1級~4級までの場合に限る)
【以下の場合、通常入場券2割引】
●年間パスポート提示者●市内及び下関市・福岡市・熊本市・鹿児島市在住で65歳以上であることが確認できる方●30名以上の団体

■限定グッズ付き入場券
2,300円(割引・減免無し)
フラットポーチと缶バッジ2個(缶バッジは2個セット5種ランダム)

・入場券は当日券のみ、会場にて販売いたします。
通常入場券は現金もしくはPayPayで購入可、限定グッズ付き入場券は現金払いのみ対応です。
・本入場券で、6階常設展示室もご観覧いただけます。
・当日に限り再入場が可能です。
・通常入場券とグッズ付き入場券のご購入で入場者特典ネームリーフレット1枚(絵柄は日替わり)が付きます。

月曜日

水曜日

木曜日

金曜日

土曜日

日曜日

グッズ情報

『大乙嫁語り展』の開催を記念して、素敵なオリジナルグッズを多数販売します。


詳細やラインナップは『大乙嫁語り展』公式サイトでご確認ください。
・『大乙嫁語り展』関連グッズ3,000円お買い上げ毎にネームリーフレットを1枚プレゼントします。
ネームリーフレットは、全5種ランダム配布(なくなり次第終了)です。
・現金とPayPay払いのみ対応となりますので、予めご了承ください。
・その他注意事項は公式サイト【概要】にてご確認ください。


同時開催

「日韓若手漫画家が描く!ワンダーシティ北九州」
完成報告展

釜山の漫画家と当館にゆかりのある漫画家が北九州市を取材し、オリジナル漫画を制作しました!本展では取材の模様や完成作品をご紹介します。

協力:財団法人 釜山情報産業振興院

■釜山との共同事業について
北九州市漫画ミュージアムは、大韓民国・釜山広域市の関連団体「釜山情報産業振興院」と2018年に提携関係を結び、交流を重ねてきました。コロナ禍以降、漫画家などが直接行き来しての交流はしばらく控えていましたが、2023年から以前と同様の密な交流を復活させるべく、その第一弾として、釜山から若手漫画家を招いて北九州市を取材し、短編漫画を描き下ろしてもらいました。取材して描くと言っても、いわゆるPR漫画やエッセイ漫画ではなく、ラブストーリーやミステリやホラーなど、通常のストーリー漫画を描くもので、街を描き下ろし漫画で「聖地」化する取り組みとも言えます。

今回は、韓国で公募された漫画家3名が、3月16日から22日までの1週間、北九州市内のさまざまな名所を取材して回りました。当館ゆかりの漫画家も3名参加し、平尾台や木屋瀬、工場夜景クルーズなどはツアーを組んで合同で取材。交流も大いに深めました。日・韓あわせて6名の若手漫画家が描き下ろす、北九州を舞台とする漫画作品。どうぞご期待ください! 

■参加作家
韓国>イ・アヨン(이아영)、キム・ギベク(김기백)、ZION
日本>鳥羽田航、戸本智、ノノモリ