ひとことブログ

2022年01月21日
(373)8月に開館10周年 漫画の魅力をさらに発信

★過去記事のアーカイブ掲載になります。各種情報は新聞掲載時点のものです。★

連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第373回

『西日本新聞』北九州版 2022年1月16日(日)朝刊 24面掲載

8月に開館10周年
漫画の魅力をさらに発信

 新年おめでとうございます。昨年はコロナ禍にもかかわらず、当館の事業にご参加、ご協力いただき、ありがとうございました。

 2021年を振り返りますと、全国の公立美術館の連盟「美術館連絡協議会」で表彰を受けた「諸星大二郎展」を皮切りに、板垣巴留(ぱる)の「ビースターズ展」、「一条ゆかり展」などを催し、大勢の方に足を運んでいただきました。

 海外との往来が出来ない中でしたが、「東アジア文化都市北九州」事業では、韓国・順天市での漫画・絵本交流展や「日中韓新人MANGA選手権」北九州大会を各国関係者の協力の下、無事に開催できました。韓国・釜山市の「ウェブトゥーンフェスティバル」や台湾文化部主催の漫画賞「金漫賞」のセレモニーにも協力参加。かねての連携関係を生かし、海外との交流を盛んに行った一年でした。

 当館主催の「北九州国際漫画大賞」で前年を上回る応募があったのもうれしいニュースでした。120点余りの優秀作品を今月30日まで「北九州国際漫画祭」で展示しています。同時開催の「ポーランドコミック展」と合わせてお楽しみください。

 さて3月に開幕する今年最初の企画展は、一昨年に惜しくも逝去した漫画家矢口高雄の50年の画業を振り返る「矢口高雄展」です。日本の情景をこよなく愛し、ふるさとを描き続けた矢口の躍動感あふれる原画の数々をぜひご覧いただきたいと思います。

 当館は8月に開館10周年を迎えます。「漫画の街・北九州」の更なる構築のため、今年も漫画の魅力を発信していきます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

(館長 田中時彦)

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北九州国際漫画祭2021

矢口高雄展 夢を見て 描き続けて