ひとことブログ

2022年09月02日
(403)『サブロクサンタ』 完結後も広がる物語

★過去記事のアーカイブ掲載になります。各種情報は新聞掲載時点のものです。★

連載コラム『出会い 探検 漫画ミュージアム』第403

『西日本新聞』北九州版 2022年8月14日(日)朝刊 14面掲載

『サブロクサンタ』完結後も広がる物語

 少年たちの熱いバトルと友情を描き、「不良漫画」として不動の人気作となった、髙橋ヒロシ先生の『クローズ』とその続編『WORST』。連載が完結した後も、思いを引き継いだ漫画家によって外伝やスピンオフ作品が次々と描かれ、物語の世界は広がり続けています。今回はその中の一つ、『WORST外伝 サブロクサンタ 名もなきカラスたち』を紹介します。 

 原作・キタハラタケヨ、漫画・林たかあきのタッグで、秋田書店のWEB漫画配信サイト「マンガクロス」にて連載中の本作は、同じ団地で育った幼馴染の3人組・天太、雷太、銀太が、中学卒業を機に別々の進路を歩むところから始まります。

 新天地での出会いと校内の覇権を巡るバトルが、ギャグを挟みテンポよく描かれる一方、気になるのは少しずつ危険性が明かされていく謎の半グレ集団の暗躍。新生活に心躍らせる主人公たちの周辺も徐々にきな臭い空気が漂い、今後の波乱と激動の展開を予感させます。    

 作画の林たかあき先生は北九州出身。市内の老舗同人サークル「アズ漫画研究会」でも活動され、北九州市漫画ミュージアムでは、日中韓新人MANGA選手権への出場をご縁に、さまざまな機会にご協力いただきました。韓国・釜山との交流事業で、派遣作家として漫画「精霊」を制作されたほか、漫画読書会の広報イラストを描かれたのも林先生です。

 『サブロクサンタ』は現在、単行本1巻が発売中。9月8日には待望の最新2巻の発売が決定しています!スピンオフ作品の醍醐味、おなじみのキャラクターの登場も胸アツ!今後さらに加速する展開から目が離せません!

 

=LINK=
◆秋田書店「マンガクロス

◆『WORST外伝 サブロクサンタ 名もなきカラスたち

 

 

(図書担当  田中千尋)